
岡崎の森で自由研究をしよう!を開催しました。
7月26日(日)に、夏休みに入ったばかりの親子を対象に「岡崎の森で自由研究をしよう!」を実施しました。岡崎の街で暮らしていても、なかなか森にまで足を運ぶ機会が少ない。だからこそ、夏休みに自分たちの暮らしと森とのつながりを知っていただきたいと思い本イベントを企画しました。特に、自由研究の対象としてもらうことで、普段の体験よりもより自主的な学びにつなげていただきたいと思っています。
たくさんの親子が集まることを期待しておりましたが、われわれの力不足で満員とはいきませんでしたが、その分参加してくださる親子にはじっくりと現場やお話を見聞きしていただくことができました。
集まっていただき、まずはクイズ形式で森のことを学んでいただきました。
「やったー!当たったー!」という声や「えー!そうなのー!」という声が次々に聞かれ、これまで知らなかった森のことを知ったり、驚いたり、森や木に興味を持っていただけるきっかけになったのではないかと思います。

座学が終わったら次は工作。
岡崎の森の木は、今はどんどん使った方が環境にいいと学んでいただいた後に実際にそれを使う活動をします。好きな形の木-ホルダーを選び、入れたいメッセージやイラストを紙に書きます。そのデータをレーザープリンターで転写。世界に一つだけの木-ホルダーの完成です。手で描いたものがデータになりレーザーで焼かれる姿にみんなでちょっとわくわく。素敵な作品がたくさんできました。

そこからは森へ移動。
座学で学んだ森の保水機能を実験で確かめてみます。森のあるAと森のないBの2つの斜面に水を流し、街の上流に森がある街の方が洪水が起きにくいということを実際に見ていただき、自分たちの暮らす街をどちらにしたいのか?を考えてもらいました。
そしていよいよ間伐をする様子の見学です。今回の森は間伐が遅れている山。枝がひっかかてしまいなかなか倒れません。そういった倒すのが大変な木を一生懸命倒してもお金にはならないという厳しい現実も目の当たりにし、それぞれが感じるところがあったようです。
倒れた後は、木のそばによって年輪や香り、手触りを堪能しました。普段の製品になった木ではなく、伐られてすぐの木が持つ香りや手触りを感じていただきました。

最後は室内に移動し、林業家さんのお話をじっくりお聞きしました。
どんな思いで林業をはじめたのか?
大変なことはどんなことで、やりがいはどんなところで感じるのか?
といった質問にお答えいただきました。子どもよりも大人がぐっと興味を持って聞いてくださっていたのが印象的でした。決して給料が高かったり、楽な仕事ではないけれど自然の中で未来のために働けるというのは大きなやりがいであることが伝わってきました。また、私自身も改めてこうして森で働く人たちの仕事ぶりや想いを多くの人に届けることで、森の循環や未来によりよい森を残していくことに寄与できればと思いました。

最後は子どもたちからの感想タイム
「木こりさんの仕事はこんなに大変なのに、お給料が安いのはおかしいのではないか」
「伐採の必要性がよく分かった」
「間伐の実際の現場が見られてよかった」
など、これまで気が付いていないことに気が付いてもらえたり、知識としては知っていたことに実感を伴わせることができたようです。また、大人を含めた全員へのアンケートでは100%の方に満足をいただき、大人の参加者さんから
「事業として成立、活性化する方法を考えてみようと思った。家は岡崎の木材で建てたいと思った。」「環境について不安を感じていて、森をどうしたら自分も役に立てるかわからなかったけど、きこり塾があると聞いてそういうボランティアがあるのがすごくいいなとおもいました。」「伐採は良くないことだと思っていましたので、伐採の必要性がわかって非常に良かったです。」
といった感想をいただきました。子どもたちの自由研究に役立つだけではなく、大人にとっても新しい発見や有意義な時間となったようで非常に嬉しく思います。
次回は冬に、間伐体験を予定しています。
たくさんの親子と森に入り活動できることを楽しみにしています!