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ちゅうでん森きっず「わんパーク 木こり体験ツアー」を開催しました!

中部電力さんが2024年からスタートした、「森であそぶ、森にまなぶ」をテーマに、未来を担う子どもたちが五感を使って体感・体験しながら、森を守ることの大切さや山と人との関わりなどを学ぶことができる場を提供するちゅうでん森きっずの一つとしてわんパークを使った「木こり体験ツアー」を実施しました。
もりまちでは、間伐や工作実施のお手伝いをさせていただきました。


まずはじめに、岡崎や愛知県の森、そして森があるとどんないいことがあるのか?というお話をさせていただきました。
風景としてあたりまえに見ている森には人工林と天然林があることや、それらができた理由、役割について知ることで、今日以降も森に興味を持ってもらえたらと思います。

そして、ヘルメットをかぶりいざ山へ!
最初の話の中であった、木を伐って整備するというのを実際に体験してもらいます。
3班に分かれ、それぞれに先生がついてレクチャーします。

木を伐って倒すときは、安全管理のため倒したい方向に倒れるように工夫をします。
「つる」を残して「受け口」と「追い口」をのこぎりで入れていきます。
説明を受けた後、のこぎりを手にいざ、伐っていきます。

のこぎりを入れる角度によって、木が倒れる方向が決まるので時々角度を確認しながら伐り進んでいきます。
しばらくたつと、
「疲れたー!」「誰か代わってー!」の声が聞こえてきます。
なかなかうまく伐れず力が入ってしまうのは大人も子どもも同じ。疲れたら同じ班の人と交代しながら伐っていきます。

受け口が完成!角度を確認し、いよいよ追い口を入れていきます。
追い口を入れはじめると倒れる可能性があるので、周りに気を付けながらのこぎりを入れます。

慎重に、伐っていきます。伐る人以外は倒れてこない場所に避難して見守ります。
そして、追い口が入ったら、今回はロープを引っ張って倒します。

みんなでロープを引っ張る!!
が、間伐が全くされていなかった今回の山は、木の数が多すぎて隣の枝に引っかかってしまいうまく倒れない班もありました。
方法を変えながら繰り返しロープで引っ張り、何とか倒していきます。

 

見事に倒れた木の切り株を観察。
「何歳だろう?」と年輪を数えたり、においをかいだり。
「なんか濡れた感じがする。」という声もありました。普段製品になっている木は乾燥していますが、
伐りたてはみずみずしく水分をたくさん含んでいます。
中には木の皮を剥きはじめる子もいます。夏は木が水をたくさん吸い込んでいるのですいすいと木の皮を剥くことができます。
自分で発見した興味に向かって、手を動かしていく子どもたちの姿が生き生きしていて印象的でした。

こちらから与えるだけではなく、こうやって自分たちで興味を見つけて学んでいってもらう姿勢を大切にしていきたいと思います。

 

後半は、建物の中で「木を使う」を実践してもらいました。
木のペン立てを組み立て、マジックで自由に絵を描きます。
木を伐る苦労を知ってから手にしたペン立ては、きっと愛着を持って使ってもらえると思います。

ご参加いただいたみなさま、企画いただいた運営者のみなさまありがとうございました。

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