
【プレスリリース】大学生のデザインと制作による地域材を使ったベンチが安城市に設置決定!
株式会社もりまち(愛知県岡崎市、代表:木俣弘仁)は、株式会社モリアゲ(東京都、代表:長野麻子)と一般社団法人AndForest(愛知県岡崎市、代表:加藤隆人)そして岡崎市地域おこし協力隊の野田慎治氏とともに、「矢作川流域に似合うベンチデザインコンペ」を初開催した。本コンペでは、ベンチのデザインの募集のみならず、参加者は6月の講演会と7月の森での勉強会に参加し、森の心地よさを感じるとともに、そこにある課題を目の当たりにし、それらの体験を踏まえて「矢作川流域に似合う」をテーマに岡崎市産のヒノキを使ってベンチのデザインを行った。大学生から社会人まで11組の参加があり、その中から3作品が選ばれ、木工CNCルーターshopbotを使って実際にベンチの制作を行った。制作したベンチは岡崎市内に2台、安城市に1台設置される予定。

■展示について
展示場所:安城市図書情報館(愛知県安城市御幸本町504−1)アンフォーレ
展示期間:5/23(土)~6/25(木)の期間で森林保護などに関する図書展示に
合わせて展示する。6/26(金)以降は、別の公共施設にて展示予定。
展示作品:『NoBa』 チーム名:名古屋芸術大学「れっちゃ」
■プロジェクトの目的
本プロジェクトは、昨今全国的な問題となっている、森(人工林)の管理が行き届かず本来の水源涵養の機能を維持できなくなりつつあることや、大きな水害が起きていることを、市町村単位ではなく流域で捉えなおすことで新たな解決策を生み出すために「流域」についての意識をより多くの人や企業に持っていただくことを目的としている。
岡崎市では、市民からの寄付による岡崎の森の木材を使った公園施設へのベンチの設置が2023年より行われており、現在35台のベンチが公園で使用されている。今回のベンチコンペでの作品もそれらに加わり、流域の至ることろで、森の木が使われることで森が抱えている課題を流域に暮らす人々みんなで考え解決していくムーブメントをより高めていきたいと考えている。
〈流域に設置されたベンチの場所が見られるベンチマップはこちらから〉
■開催概要
講演会:6月7日(土) 13:30~16:00
「地域の森は伸びしろしかない!~デジタルファブリケーションの可能性と地域の森でできること~」
基調講演:竹中工務店 吉田敦氏
トークセッション登壇者:竹中工務店 吉田敦氏、地域おこし協力隊 野田慎治氏、モリアゲ 長野麻子氏
第一回は、各チームが和やかに自己紹介をした後、ToyotaTechnical CenterShimoyama 環境学習センターの設計を行った竹中工務店の吉田敦氏よりさまざまな事例を見せていただきながら地域材を使うことの意義や面白さを語っていただき、その後、地域おこし協力隊の野田氏とモリアゲ長野さんから岡崎の森の可能性や楽しさを共有した

岡崎の森のツアー:7月1日(火) 9:00~12:00
いざ森へ。わんパークにて、岡崎の森の現状や課題を学んだ後、伐採現場、製材所、そして今回使用するshopbotの工房の見学を実施。見学だけでなく、実際に働く人たちの苦労やそれでも続ける理由などの想いを聞いた。はじめて見る木の伐採の迫力やその危険さ、そしてそれにもかかわらず安い木材価格という厳しい現実に驚きながらも、そこで生き生きと働く人の姿にそれぞれが感じることがあった。

発表・最終審査会:11月8日(土) 10:00~12:00
事前に提出していただいたプレゼンボードをもって、各チームが思いのたけを発表した。中には模型を作成しているチームなどもあり、秋晴れのわんパークの芝生の上で、これまでの学びと各々の作品をたたえ合うあたたかい場となった。

受賞者は以下の通り
【大賞】 『NoBa』 チーム名:名古屋芸術大学「れっちゃ」
名古屋芸術大学1年生チーム(2025年11月当時)による作品。森のことをまちの人に知ってもらうためには、森のことを良く知っている「もりまち」の事業を知ってもらうべきだと考え、「もりまち」の文字を木材と木材をつなぐ契にあしらったデザインとなっている。森を知ってもらうにはどうしたらいいかを、一歩進んで考えた点が評価された。

【入賞】『MOKU ROCK』 チーム名:oni
芸術系大学の職員チームによる作品。川と森を石でつなげるという発想と、石を木でつくるという新しい試みに、審査員の面々からぜひ実物を見てみたい!という声が多数上がり入選となった。制作に先立ち、川から石を拾い3Dスキャンを行ってデジタルデータの作成を行った。まさにフィールドワーク、デジタル、アナログをフル活用した作品となった。

【入賞】『やまの種まちの芽』チーム名:山とまちを行き来する日
野菜の販売などを通じ、山とまちをつなぐ活動をしているチームによる作品。ベンチの一部でどんぐりの苗を育て、それを山に植えにいくという仕組みになっており、関わり代の広さが評価のポイントとなった。設置前に、秋どんぐりを山から拾い植えた後ベンチと一緒にまちに運び、数年かけて育てていく予定

制作
各チームがそれぞれにshopbot工房に集まり、制作を行った。自分たちが描いた図面を実際に自分たちの手を動かして形にしていく。削り出しはshopbotで行ったが、木のやすりがけや組み立ては各自が行い、思っていたよりも大変という声が多かったが、それゆえに出来上がった時の喜びはひとしお。

設置
完成したベンチは、流域に暮らすみなさんに森のことを知っていただけるよう、なるべく人の目に触れるところをえらんで設置する予定。他の2つに先立ち、れっちゃによる「NoBa」は、安城市の施設であるアンフォーレに展示が決定。他の2台についても岡崎市内での設置に向けて調整を行っている。
主催
株式会社もりまち
共催
(株)モリアゲ、一般社団法人And Forest
■会社概要
社 名:株式会社もりまち 代表者:木俣弘仁
設 立:2022年2月28日
所在地:愛知県岡崎市淡渕町字堂面125番地
事 業:
1. 川上から川下まで完結した生産・管理体制の構築による「森づくり」
2.里山資源を活かす中で、魅力的な空間を創り出す「地域づくり」
3.移住定住事業を核にした「人づくり」と地域事業者への人財支援
4.地域事業者との連携・取引による「地域全体での6次産業化」
5.域内循環をうながすサービス提供による持続可能な地域経済の創出
岡崎市の森の資源を活用し、持続可能な森にしていくことを目指し、2022年に行政からの出資も受けて設立。木材流通の改革だけでは、現在の中山間地域が抱えている課題の解決は難しいと考え、森林だけではなく、『森づくり』を起点に、『人づくり』『地域づくり』を有機的につなげて考えていくことが必要を感じ移住促進業務や企業の研修業務なども行う。「誰かの森からわたしたちの森へ」というメッセージの元、もりとまちと人をつなげていく
Web:https://morimachi-okazaki.jp/
〈報道関係者さまからのお問い合わせ先〉
株式会社もりまち 〒444-3617 愛知県岡崎市淡渕町字堂面125番地 担当:石原
Tel. 0564-82-3215 Fax. 0564-82-3215 E-mail:info@morimachi-okazaki.jp URL:https://morimachi-okazaki.jp