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移住イベントレポ

「里山が好きになりました!」ヨモギに果物、秋のオクオカは実りがいっぱい

「里山先輩に学ぶ!里山暮らしの楽しみ方講座~秋のヨモギ編~」

天候が心配されましたが、無事イベント開催いたしました。

 

移住したら、どんな暮らしが待っているのだろう?

こんな暮らしができるのかな?大変なのかな?楽しいのかな?

 

ということを知っていただくきっかけになればと、

大雨河に長年暮らす里山先輩、平木さんと共に企画いたしました。

 

ヨモギはもちろん、畑に育つ植物や近辺に自生する植物を教えていただき、

活用法まで学びます。

 

平木さんは知識も豊富ながらおしゃべりの達人。

面白おかしく、どんどんと植物の知識が出てくる出てくる。

愛称はミッチャマン。私たちもりまちも大好きな里山先輩です。

平木さんの広い畑には、季節によって様々な植物が育ちます。

この日は日本ハッカやクレソン、ニッキなども見つけました。

「これは食べられるよ」「これは食べると倒れちゃうよ」など、地元で長く生活されているからこそわかる野草の特色を教えてくださいます。

そして、今回のメインとなるヨモギ摘み。

収穫の際のコツやヨモギの大敵虫を教わりながら、参加者さまに沢山収穫していただきました。

ヨモギはお饅頭や団子で食されるなど一般的に親しまれ、ヨモギ蒸しやお灸、デトックスとしてヨモギ茶など健康面への効果効能も期待され用いられています。

この他にも、

キウイの原種となるサルナシという植物も収穫させていただきました。

大雨河地区で育つ様々な植物を知り収穫したところで、

廃校となった大雨河小学校を活用する、現みつわ広場に移動です。

子供たちはアートの才能を爆発させながら、大人はお茶の座学です。

平木さんは様々な種類の植物でお茶をつくって保存されています。持ってきてくださったお茶がずらりと並びましたが、これでまだ一部なのだそう。

地元の方はこのようにお茶づくりが身近にあります。

額田地区では実はお茶づくりが盛ん。

老舗のお茶農家さんが額田地区では今も継承されています。

また今ではだいぶ減ってしまったようですが、自分の家の分だけお茶を育てているというのがこの辺りの地域では当たり前だったんだとか。

 

平木さんより、お茶の種類など基礎知識を教えていただきながら

まずはこの地域古来のお茶の作り方をデモンストレーションしてくださいました。

お茶の葉を煮出してつくるシンプルな元祖茶。

自然の香りが鼻を抜けて、ふわっと脳内がお茶畑です。自然のままの素朴なお茶でした。

その他にもヨモギ茶やアレンジを利かせたオリジナル茶を皆で試飲。

 

楽しく学べるお茶会となりました。

 

とても楽しくて癒されるおかざきの里山ですが、一方でこの地も例外なく、人口減少という問題に直面しています。小学校も廃校化が進み、どうにかその場所を活用できないかと地域の方々で日々話し合われています。

利便性だけでは図れない生活の豊かさは、世の中の変動に合わせて少しずつ皆が気付き始めている中で、里山は今見直されています。

 

里山での暮らしを垣間見て、お話しして、実際に体験する。

そんな時間を過ごして改めておかざきの里山を見直していただき、「また来たい」「里山暮らしに興味がわいた」「移住してみたらどうなるんだろう」と考えるきっかけに、そして“もり”と“まち”が繋がるきっかけをつくりたいと私どもは考えております。

 

さて、今度は春の山菜の活用法がいいかな?♩

引き続き楽しい体験を企画してまいります。

 

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

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